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糖尿病患者が運動療法をすると悪玉が減って善玉が増える件 [糖尿病]

前回の続きとして、脂質代謝の視点から運動療法の効果について説明します。

2型糖尿病や内臓肥満など、インスリン抵抗性を有する患者では、高グリセリド血症、低HDL(high density lipoprotein)コレステロール血症を呈するとともに、しばしば動脈硬化促進作用の強いsmall dense LDL(low density lipoprotein)の出現をみる。


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運動トレーニングは血中トリグリセリドの低下させ、HDLコレステロールの増加を促進する。
LPL(lipoprotein lipase)活性の亢進を介してVLDL(very low density lipoprotein)の異化を亢進させ、血液中のトリグリセリドを低下させる。またVLDL分解産物からのHDL3の合成が促進されるとともに、動脈硬化抑制作用の強いHDL2への成熟を促進する。
この現象には、運動によるLCAT(lecithin cholesterol acyltransferase)活性増強によるHDL3からHDL2への変換促進や、HTGL(hepatic triglyceride lipase)抑制によるHDL2からHDL3への変換抑制の関与が示唆される。

リポとは脂肪のことです。 LDLは、肝臓のコレステロールを体の隅々に運んでいます。
HDLは、コレステロールを体の隅々の血管壁にたまったコレステロールを抜き取って肝臓に運ぶ。
LDLが大量にあると、コレステロールが沈着した血管壁に更にせっせとコレステロールを運搬し、動脈硬化を促進する方向に働くことになります。運動によりHDLが高値になると、抗動脈硬化作用があるので、そこが改善します

運動によるインスリン感受性の改善は、骨格筋のみならず、脂肪組織や肝臓にも及びます。ただし、この効果は運動が直接に脂肪細胞や肝細胞に作用するというよりは、運動にともなう全身の代謝改善に伴った二次的な変化と考えられます。


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